東京農工大学
 獣医病理学研究室
吉田研

農工大進学希望の高校生の方は大学見学や研究室訪問ができます。申し込みはこちらのサイトから！　Please see the site at TUAT for university tours, high school visits, and laboratory...

2025/8/2, 共同獣医学科のオープンキャンパスに多数の高校生と保護者の方々にご参加いただきありがとうございました。一部の高校生とはたくさんお話することができました。蒸し暑い日々が続きますので、くれぐれも体調管理にお気をつけて、よい夏休みをお過ごしください。Thank...

大腸炎モデルにおける難治性潰瘍部である結腸末端では、過剰な結腸肛門移行帯細胞の増殖がみられ、潰瘍部の適切な再生を抑制する病的リモデリングが発生します。その機序を幹細胞反応とケラチンのタイプ異常から明らかにしました。これらの移行帯細胞は、難治性潰瘍部における新たな癌の発生の芽...

大腸炎モデルの難治性潰瘍部に上皮細胞隗が残存することを見出し、それらは陰窩幹細胞・娘細胞の特徴（Lgr5, Sox9. Dll1, Bmi4をヘテロには発現）を維持していることを明らかにしました。これらの上皮細胞隗は、難治性潰瘍部にも関わらず、粘膜再生ポテンシャルを維持する...

アカミミガメ研究チームを発足し、活動しております。現在、国内生息数、推定800万匹ともいわれるアカミミガメについて、解剖学的、組織学的、病理学的、微生物学的、公衆衛生学的観点から研究をすすめています。アカミミガメを用いてカメ類の特殊な消化管構造を獣医解剖学研究室との共同研究...

ペキソファジーは細胞内小器官ペルオキシソームを特異的処理する選択的オートファジーです。酵母では研究が進んでいますが、哺乳類での作用が十分に検討されていません。ペルオキシソーム増殖活性化受容体アゴニストαを脂肪肝モデルに投与し、過剰なペルオキシソームがペキソファジーによって処...

抗がん剤・抗アンドロゲン剤を用いた肝前がん病変におけるマイトファジーの2相性の役割を、脂肪肝モデルを用いて明らかにしました。脂肪肝は非アルコール性脂肪性肝疾患NAFLDとして、近年、その患者数が世界的に増加し、一部の患者様では肝がん発生のリスクがあることが知られています。W...

実験病理学研究では、１）肝前がん病変モデルにおける選択的オートファジー、２）大腸炎モデルにおける潰瘍部残存上皮隗の腸陰窩・娘細胞特性、３）大腸炎モデルにおける神経炎症・変性・再生機序の解明を実施しております。In our experimental pathology...

東京農工大学共同獣医学科獣医病理学研究室の吉田と申します。吉田研のHPを開設させていただきます。吉田研では・・ ・獣医病理診断学 ・実験病理学（毒性病理学） に関する診断業務と研究の2つの柱で日々、活動しております。 病理診断学では、伴侶動物、産業動物、動物園動物、鳥類等の...